４千円弱のトラベルクッカーで一人鍋できた（ウマかった）
見た目はあんまりよくないんですが、味はちゃんとおいしくて、すっかりハマってしまっています。
トラベルクッカーというのは
それが正しい呼び方なのかは知らないけれど、アマゾンで検索したところによると、どうやらトラベルクッカーもしくはホテルクッカーというのは、「出張先のビジネスホテルなんかで煮炊きできてしまう電気鍋（ワット数控えめ）」みたいなものを指すらしいです。あくまで僕の理解ですが。
ワケ有って自炊もままならない環境にいる僕にとってはうってつけの商品でした。
ところでこれ、ホテルにとってはあんまり嬉しくない商品なんだろうなとは思いますので、僕はひっそり使っていますし、多分他の購入者の人もそうしているのだろうなと想像します。
買ったのは
YAZAWAというメーカーから出ているトラベルマルチクッカー「TVR70BK」という商品です。Amazonの商品紹介によると「消費電力最大３６０W」だそうで、１２００Wのドライヤーや６００Wの湯沸かしポットをおいているホテルの部屋なら余裕で使えるはず、と思って購入しました。
２０２１年９月に３８８５円で買いました。
ブレーカーが落ちない事、火災報知器がならない事、実際安全な事、などを主軸に検討した結果、まあこれが一番いいかなという結論に至りました。他にも理由はいろいろありましたが、レビューの内容で致命的な欠点みたいなのが見当たらなかったのも大きいです。
使って見た様子
そもそもの話として僕には調理のスキルは無いので、大したものは作れません。米炊いたりパスタ茹でたり、インスタントラーメンを作ったりという使い方を続けました。
炒め物は油とか散ると部屋を汚しそうだったのでやめておきました。換気扇のない環境で使うわけですから、使用中は窓を開けて部屋に匂いがこもらない様にしました（それでも市販の「ペペロンチーノソース」を使ったときには数日匂いが取れず、大変な思いをしましたが）。サーモスタットがついていて、高温になると勝手に電源が切れるのですが、米を炊くときにサーモスタットをあてにすると確実に焦げ付くので、炊飯時には鍋の横で耳を澄ませています。
冬場になって暖かいものが食べたくなった時に、「鍋キューブ」なるアイテムの存在を知り、適当に材料ぶち込んでみたんですけど、ちゃんとおいしいし、残ったスープでうどんとかできてしまう。
無水鍋ってのにもチャレンジしてみました。もちろんうまくいきました。
鍋を食うようになってから睡眠の質が上がった気がするし、なんとなく体調も良いので、コンビニとファストフードの食生活では摂れていなかった何かしらの栄養素が補充できたんだろうなと思っています。
そもそもなんでお前こんな事してるの？
なぜ僕が電気鍋で一人鍋をしているかというと、仕事の都合で長期のビジネスホテル住まいをしているからで、作り立ての料理にも飢えていたからです。
コンビニ弁当や近所のファストフードでの食事を１年半ぐらいやっていましたが、ある時「これもう無理だ。なにか作り立ての物が食いたい。」と強く考えるようになりました。
ポットで沸かしたお湯を使って半熟卵を作ったり、現地で購入した車の中でメスティン炊飯をやったりと、いろいろ瞑想はしましたが、アマゾンでトラベルクッカーなるジャンルの電気鍋があることを知って購入してみる事にした次第です。
買って見てすごい良かったし、今後も使っていきたいけど、やっぱり火を使いたいなあ。いつかキャンプで一人鍋をやってみたいです。
